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2/21(土)、この週末、札幌市内は猛吹雪(もうふぶき)にみまわれました。
あちらこちらで、自動車が立ち往生したり、傘がひっくり返ったり、
それはもう、地元“どさんこ”も、出歩くのを躊躇するほどの大雪でした。
そんな猛吹雪の中、路面電車の線路を除雪する『ササラ電車』が、たくましく
線路の上の雪を跳ね飛ばしておりました(^^)
『ササラ電車』とは、札幌市内を運行している、路面電車の線路を除雪する
除雪用の電車です。
「ササラ」とは車体前面に取り付けられた竹製の筒状のほうきのようなもの。
これが回転して軌道上の雪を、ちから強く跳ね除けるのです!
線路の上に積もった雪をそのままにしておくと、夜には圧雪状態になりレールを
埋めてしまい、電車が走れなくなります。なので、雪が降り始めの「新雪の状態」の
うちに掃き飛ばさなくてはならないため、雪が降っているときはもちろん、降らない
夜間にも出動しているのです!
“ササラ”とは、孟宗竹(もうそうちく、もうそうだけ)を材料とし、山口県阿武郡
福栄村で、農閑期に農家の主婦の方たちが2ヶ月間かかって作り上げます。
長さ28.5cm、直径3.5cmの円筒形。竹の先は約150本に割かれ、
それぞれ3mm角の太さに統一されており、根元は3箇所で太さ1.2mmの針金で
四重に巻かれているそうです。この規格は90年も前に考案されてから、ほぼ昔のままだ
とのこと。
まじかで見ると、とても大きくて、迫力満点でした!
『ササラ電車』は、札幌では4両が運行しているそうで、4両の年間走行距離は合計
約7,000km。これは札幌から神戸まで2往復するのとほぼ同じ!ササラは、
雪質にもよりますが、700kmから800kmの走行に耐えられ、一冬2~3回取り
替えなければならないため、全部で7~8,000束のササラを消費するそうです。
この日は、大雪のため路面電車もダイヤが乱れ、電車とササラ電車の行列が出来るほど。
緑の電車の奥に見えるのが、『ササラ電車』です。
もっと近くで、見てみたくなり、停車駅でまっていると....やってまいりました♪
ちから強くてカッコいい!!
運転手さんが、カメラを持つ私に気づいてくれて、キメのポーズをパチリ♪
大雪の日に、どんな雪もちから強く吹き飛ばし、大活躍の『ササラ電車』♪
たくましい勇姿で、颯爽と走って行きました♪
外がこんな大雪の日には、お家の中で美味し~いご馳走で、心も身体も
暖まりたいものです♪
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2009-02-23